2016年6月21日火曜日

IRCタイヤ/マーベラ

先日IRCタイヤから新発売となりました、新型のマーベラタイヤ。前モデルは26インチでスリックタイヤ系のモデルでしたが、リニューアルして29用と27.5用の共に2.25サイズで登場です。でもよく見るとそんな目新しいパターンではなくて、CXで人気だったシラクCXサンドで見覚えのあるタイヤです。ロードモデルもこれに近いのがあって、MTBにもとなった成り行きですね。
でもって、バイクに取り付けるとこんな感じにスマート。オフロード車がワイルドなロード仕様って感じになります。前回はヒルクライムおんたけでしたので、舗装路。他のサポートライダーはレースにも使用するぐらいですから走破性もかなりいいんじゃない?そんな疑問と、CXレースでは何度も使用しておりましたので良さはわかっているけど、ホイールサイズや太さも変わればまた変わるんですから、気になりますよね。多くの皆さんが気になる疑問をテスト!です。

まず、いま発売されたマーベラですが、29x2.25と27.5x2.25の2展開のみ。チューブド仕様でつまりは、チューブを使うタイプですのでタイヤの厚みが薄くて、軽い。ただ、ホイールに付ける際のシマノXTRホイールでは、ビードの隙間が少ないのでシーラントを注入すれば入りそう!ということで、シーラント入れて使っています。ただし、これはメーカーでは推奨しておりませんので自己管理の元でご使用下さい。

そして、空気圧は1.5Barにいれて、リジットよりもトラクションを稼ぐスパークのフルサスでテストです。

舗装路、林道、トレイルと行った訳ですが、シラクCXと同じでコーナー時のサイドに当たる路面の感覚がとてもマイルド。均等に路面を捉えるからだと思いますが、気持ち良く曲がります。

舗装路と林道も当然走りが軽い。ダイヤモンド形状とスリックとでは全く違うのが個々のポイント!ゴムの使用面積があっという敵に違いますからね。漕ぎ出しが断然違いました。

そして締めのトレイルで。
少し湿るところでは当然滑ります。でも、それを理由にロックして振るとスパン!とバイクを横に振ることができて、路面にダメージを低減して走ることができました。また、体重移動をしっかり行うことで、普通に走れることも驚き!テクニック身に付ける意味合いでも効果的なタイヤであることもオススメできます!
使用後のフロントタイヤ↑
使用後のリアタイヤ↑
と結構ヒルクライムレース(舗装路)とテスト日(舗装路20%林道50%トレイル30%)のトータル70kmほどでご覧状況です。

また、芝生の路面の食いつきも良いですし、タイヤのヨレやグリップなどを考慮するともう少しだけ低圧で走ることもありかもしれませんね。流石にレースに実戦投入をな~なんて懸念をしていましたが、27.5では僕しかいませんので実践できて、タイヤ選択権が増えました。

練習用だけに考えるとに高いと想いますが、練習代としての授業料ではなかなかいい材料になりますね。皆さんも是非お試し下さい。


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