2016年5月30日月曜日

CJ#3富士見戦レースレポート

©kikzoPhoto

期日:2016年5月29日 会場:長野県富士見パノラマスキー場
天候:晴れ 気温 28度 コース状況:ドライ
距離:4.32km x 6Laps=25.92km

機材
バイク:SCOTT/スケール RC700 2016 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:(F)Easton Heist15x110 (R)SHIMANO/XTRカーボン
ハンドル、ステム、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0  グリップ:Ergon GE1Slim
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32 Step-Cast 27.5 100mm CTD ADJ 1.5"taper (70psl)Kabolt15x110Boost コンプレッション+2 (体重63kg) 
タイヤ:IRC TIRE/MIBRO for MARATHON TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.8psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2 /RCYellow
サングラス:OAKLEY /JAWBREAKER Lens/PrizmTrail 
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction
(レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA
(レース中:クエン酸&BCAAワンセコンドライチ
(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar チョコレートフレーバー PowerGel トロピカルフルーツ Gel Blasts レモン( レース前後)
ウォームアップ:Feedbacksports portableTrainer
結果:17位 

地元開催となる今大会の富士見戦は、車で20分(自転車でも30分)と通い慣れた環境の中で走れる事は、他に無いほどレースに集中できる。会場と自宅とのバランスを考えながら、レースのコースや気持ちの落ち着かせなど、普段慣れない遠征レースではできないリラックスして時間を過ごす。開幕戦に引き続き、バイクの機材とサポートはバスマンこと白井さんに託す。慣れた彼だからこそ任せられるし、気を使わない仲は最高のパートナーで、リクエストに応じて素早く対応していただける頼もしい。

また、今回のレースではスコットの試乗会も開催して、ブチョ−コーヒーとのコラボイベントなど盛大にスコットの存在アピールと、レース応援とフィードにも入っていただくなどとても心強い。

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そして、地元と言えどコースレイアウトは知らされていないために新設のロックセクションと3個の段差セクションなどを部分的にしかチェックする事はできなかった。あとは、慣れたダートクリテのレイアウトのどこを使うかだった。金曜日の公式練習から始まり、細かくつなぎ合わされたコースは、点と点を結ぶかの様な全くリズムが無くて流れが無い。前日の試走でようやくコース全体のリズムをインストール理解し、夕方のミーティング終了後に一人でもう一度。ダブルフィードとロックセクションと階段セクションをウォーキングで確認。目に見えた混戦は、簡単に想像ができるほど、スタートまでに距離が無くて渋滞を招くレイアウト。静まり返るコースに一人明日のレースを想像しながら黄昏た。そして翌日までのスタート時間までの、バイクの最終セッテイング。補給類、食事、コース全体像をイメージしてレースに備える。ウオームアップもフィードバックのポータブルトレーナーで軽い負荷から重い負荷をかけ、実走でバイクとの相性をつなぎ合わせた。

招集で3列目スタート。周囲の様子を見ながらレースが始まった。トラブルは避けたいが、それでも始めの区間での位置取りはレースを大きく左右する。隙を狙ってダッシュをしようにも、狙うたびに前のライダーとのリズムが合わなくて、完全に抜くタイミングを失い集団に飲まれてゆく・・・。スタート直後のいい位置取りが無駄となり、渋滞に始まりロックセクションを担ぐ羽目に。と同時に落車するバイクが肘にヒットして出血しながらも、弾き飛ばしながらも払い進む。痛みはあるのの酷くは無いので、レース内の乱闘に喝を入れられながらも、冷静にレースを進めている。ジャンプエリアを過ぎると、得意区間のコーナーの連続が縦一列に続き2人前で中間のスキマを狙い順位を少しづつジャンプアップ。

半周を過ぎる頃には落ち着き始めるが、内臓の調子が悪くペースを上げる事に苦戦。長打に続く集団に続きながらも堪えつつ、14番手争いの波に吸い込まれながら3周回を終えていた。

©Hidehiro Itou

暑さによる脱水症状を防ぐべく給水を心がける。フィードではスピードが緩やかになる表側では無駄に登坂となるため1箇所のポイントしか無い。また、メインの取る裏側はスピードが上がるので的確に受け取る作業だが、ボトル、ジェル、かけ水と素早く受け取らねければならず、一か八かの受け取りも無駄に失敗となり、オフィシャルフィードでなんとか繋げた。
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残りあと3回。始めの坂で連続で選手が15秒前で4名パックで進んでいる。このまま進めば間違いなく追いつくチャンスはあった。フィードで一人追い抜き、次なるチャスを狙い前を追った。すぐ前に見える位置だがそう簡単では無い。そのまま周回を終え、ラスト2周!何としてでも追いたいところだ。タイミングよくメリダの小野寺がカムバックしてペースが上がる。数回ペースが上がらなかった彼だが、今回は勢いがあるのでこのリズムで引っ張ってもらうためにジョイントする。得意のスイッチバックということもあり、フィードも素早く受け取りガンガンペースを上げまくる。既に優勝争いなど圏外ではあるが、間違いなくアタックのハイスピードは勢いが違うので気持ちがいい。
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パスするタイミングも難しい区間であるので、するりと抜けた時は掛け声の合図で再び加速してジョイント。さらに加速した時はさすがに離されてしまったが、依然勢いを保ち最後まで止めずに進む。
©Hidehiro Itou
立体交差から10秒!さすがに追いつくことが無く、17位でゴール。まだまだこの位置でから脱出できずに苦戦を強いられているが、久しぶりのハイタッチゴールはファンとの融合であり、応援してくれた一体感はまた格別だ。

全日本までのプレ大会となる今大会は重要な意味のあることだった。今回得たハイスピード域を生かし、前半失速した失敗を修正して大舞台に爆発できる様、レースを盛り上げられる様に期待に応えたいと思っています。暫くの沈黙でカムバック出来たと言える様に実りある日とトレーニングを積み重ねていきますのでおたのしみに!
応援ありがとうございました。
チームスコット 松本駿

大会関連サイト:http://j.dynoco.jp
オフィシャルブログ:http://teamscottjapan.blogspot.jp
Facebookファンページ:TEAM SCOTT JAPAN

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