2016年5月18日水曜日

本来の楽しみ方とは


FBの話題からずっと考えることがあったのですが、いいねの数が多かったのでこの話題に触れたいと思います。世界選手権から草レースまで、様々なレースや種目もこなしてきました。レースだけじゃなく、トレーニングやサイクリング。機材の進化も色々あって、その時代の楽しさは今でも変化してきているのは間違いありません。

きっかけは、一人の書き込み内容は下記になります。

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こんなレースが増えてくることを願いますね。そして、初めて走る人や愛好者も楽しいと思えるコースは少ないと言う事実も、参加者が減少する理由だと感じていただきたいです。


国際基準?が、危険なだけ、度胸1発、スピードが出るだけじゃなくて、スリルを感じられるコースをライダーみんなは求めているんですよね。例えば、キャンバー走行は難しいけど、純粋に面白くない。キツイ斜度の登坂は、時間稼ぐだけだけど、その後が面白いコースターダウンヒルがあるなら…。昔のゲレンデさの坂レースみたいに。でも、機材が進化するから、コースも進化、レースも進展しなきゃね。

この記事は海外で活躍した事のあるダウンヒルレーサーが言うんだから!
以下彼の投稿内容です。(勝手にゴメンね。ワダくん!)
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八幡浜のXC行ってきました。結論からいうと最高のコースと運営だったと思います。
コースはとにかく楽しい。MTBのクロスカントリーをしっかり楽しめる。久しぶりに自転車が素直に楽しかった。
そして、行政で盛り上げようとしているのが感じられました。レース関係者でない観客の多さ、様々なブース、美味しい食べ物がずらり....、文句の付け所がない感じです。来年も絶対に行きたい。
最後のエリートのレースは良い戦いが見れたと思います。絶対に勝たなくてはいけない日本の絶対的エース Kohei Yamamoto選手に食らいつく Yoshitaka Nakahara選手。どんどん海外に出て活躍してもらいたいですね!
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といった内容ですが、もっと詳しく読んでいただきたいと思います。
もちろん、運営側のやJCF側の考えもあり、成り立っている訳ですが、エントリー費の増額や競技人口の減少、色々な問題として考えていかなければなりません。まず第一にイベント参加者が楽しめるか?ってことになるんだと思います。残念ながら、僕の関わるダートクリテ、アドベンチャー富士見などのイベントもコースに制約が出てしまったり、色々もどかしいところが多いのは事実。それでも、八幡浜がイベントとして盛り上がりを見せているのには、貪欲な欲求があって、八幡浜を楽しんで行ってもらおうという本心があるからではないかと思うんですよね。

とある時にレース終了後に飲み屋で偶然にも隣の席の方が地元大会に関わる方で、農園をやる片手間で、先を見据えた儲けのない話を進めていました。つまりは、目先だけでは儲からないけど、次第に自分の農園に活気を取り戻すための努力を探している状態でした。あんたにみかんを各レースで売ってもらうのはどうだい?本気な様な?冗談交じりに話がありましたが、どうしたら盛り上がるか?って、聞かれたので、ゴジラセクションから森を抜ける所、ダブルトラックが木に隠れて最終展開だけでもグラウンドから見えたら面白いから、木を切ればいいです!と言った数年後、コース脇の木は切り倒されて見渡しがよくなっていました。

また、地元のお祭りイベントを同時開催で、地元民に関心を寄せる。近所の学校から会場までを午前中いっぱい徒歩。小学生親子が大半で、会場到着が最高峰のエリートクラスのスタート時間なんですよね。観衆が多ければ出場する選手も気持ちが高まるし、出たいと思う選手も増える。(残念なのはゴール後には10%も減りますが((汗)全国から選手が集まるんだから見ようよ。って目論見が素晴らしいところ。
その他、出店も多くて、レースの参加賞がうどん、カレー券がもらえる。

コースも愛媛の自転車屋さんが、ボランティアで汗水流し手作業で始めた場所。中には儲かるんでしょ?おいおい、儲かるどころか持ち出しが多くて、周囲の厳しい風もあった様で投げ出したと伺っています。その流れ誰かが引き継ぎ、今の国際レースに進展するまでなった八幡浜なんですが、ご存知でしたか?

話は長くなりましたが、コースが面白ければ満足度が上がり、競技をやら無くともそこへ走ってみようと訪れる訳ですよ。先日もアメリカ遠征に行った訳ですが、レースだけで無く、様々なトレイルへ行きました。4年ぶりのトレイルでも楽しめる。それは何か?ラダーや人口セクションも多く見ますが、そんなのも無いのがなぜ楽しめる?気持ち良い景色もありますが、流れある気持ちよく走れる感じ。ザザーって、ドリフトして楽しむのもありますが、テクニックがなくとも楽しめるのが日本には少なすぎ。レースに限っては、変に難しかったり、体力勝負なだけ。単純に体力やテクニックがある人ならどこでも楽しめるんですが、年齢問わず、車種もホームセンターで売っている自転車でも楽しめればいい訳ですよ。それがあるシンプルな理由でアメリカに出向いてしまうんですよね。(最も他にも憧れがたくさんあるからですが)

純粋に今の日本の競技は、シクロクロスに流れてしまい、マウンテンバイク本来の楽しみながら乗っていた姿が消えてきている気がします。
どうせならパノラマで作らせてくれないかな〜。どっか近所で作らせてくれないかな〜なんて思いながらも思っていますが、ご用命があれば出向きたいとも思っています。

オリンピックイヤーでもあり、こんなシーズン真っ只中に書くものなんですが。
会場の盛り上がりを沢山の方に今一度見せてあげたいですね。














みんながハッピーにならないとね!

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